ヤマハスクーターの利点を注目のバイクでご紹介
先の話で触れたバイク、トリシティ。2014年秋から国内では発売されていますが、その安全性やコストパフォーマンスの高さ、2人乗りが可能な点などは人気な理由です。今回はトリシティの利点に注目して説明していきたいと思います。
トリシティというバイク
トリシティはバイクと同様の感覚で快適に走行できる原付2種で乗れるバイクです。欧州で人気の前2輪、後輪1輪という形式で、3輪スクーター(別名:スリーホイーラー)というジャンルに当てはまります。このマシンは原付2種クラス(排気量124cc)で乗ることができ、初心者には難しいクラッチ操作が要らないことから、AT小型限定普通自動二輪免許以上を取得していれば乗車ができます。高速道路の走行はできませんが、一般道は一般自動車と同様の速度で走行できますので、街乗りや通勤にはもってこいかもしれません。
やはり抜群の安定性が人気の秘密
トリシティの一番の売りといっても良いのがその安定性です。この前二輪の構造が欧州で人気な理由としては、欧州の街中の道路事情が影響しています。ロンドンやパリなどの街中の石畳の道路を走るシーンは映画やテレビでもよく見かけます。路面には線路が巡り、滑りやすかったり、轍のデコボコでハンドルを取られたりと、決してバイク走行に優しい道ではありません。だからこそ、このスリーホイーラーが人気なのです。トリシティは「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」を独自の車体設計に調和させ、走りの爽快感と安定感を両立した技術を持っています。
低燃費で維持費も安い
新型は燃費も46.2km/ℓ(60km/h定地)に向上していること、軽自動車税(2400円/年)の安さも人気の秘密です。